心の在処





 あなたの心に触れたいの。
 
 ずっとそう思っている。
 生田の森での戦の前に言いましたよね?
 一緒にいますって。

 もちろん、ほんとうに一緒にいることもだけど。
 離れていても、心は一緒ですって。
 伝わったかな。
 いつも一緒にいられるわけじゃないから。

 少しくらい離れても平気な仲になりたいな。
 あなたの処へ帰るから。
 それでね、景時さんの手でぽんって。
 褒めてもらいたいんだ。
 おかえりって言って欲しいな。
 あ!言うのがいいな。
 断然そっちがいい。
 両手広げて待っちゃう。
 
 神子の務めなんて気負ったのは最初だけ。
 帰りたくて頑張ったのも最初だけ。
 いつもかばってくれたあなたに。
 すごいよって言ってくれるあなたに。
 認められたくて頑張ってるの。
 
 景時さんって大人なんだもんね・・・・・・
 この前、朔に年を聞いて驚いちゃった。
 コドモ扱いされてもしょうがないか・・・・・・
 だめだめ!そんな弱気は私らしくない。

 あなたの心の在処になりたいです。
 心の居場所はカラダじゃないから。
 どこにいると安心ですか?
 どこなら信じられますか?
 どこに居たいと・・・あなたは思っていますか?

 まっててね!
 すっごいイイオンナににる予定だから。
 に任せなさい!うん。
 景時さん風に言ってみようかな。
 ど〜んと大船に乗った気でってカンジだからね♪





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≪景時×神子に30のお題≫からお題拝借。お題元はコチラからどうぞ。

 あとがき:場所はきまってない。うん。決めましょう。掴み取れ?!     (2005.2サイト掲載)




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