もうすぐだねv ≪望美side≫ 普通、花嫁はお父さんと。 お母さんに挨拶するんだよね。 私は誰にするのかな? 将臣くんと譲くん? 元の世界からの人って、この二人だけだし・・・・・・ お父さんとお母さん元気かな・・・・・・ お嫁さんになるんだよ〜〜〜 伝えたいな。 あ!こういう時こそアレの出番じゃない? 私だけなら戻れるし。 でも、もしも戻れなくなったら怖い。 景時さんのいない世界─── そんなの嫌だもん。 逆鱗は、使わないでおこう。 今日の夕飯は何にしようかな〜。 景時さんが喜ぶものにしたいんだけど。 何作っても喜んでるから。 わかんないんだな、これが。 優しいよね〜。頑張ろうって気になる! 準備しておかなきゃ。 膝枕でおしゃべりが最近の日課なの。 秘密のお話がたくさんあるから。 それに。 景時さんの髪に触りたい放題って嬉しいし。 立ったままでお話すると、すっごい首が疲れるんだよね。 見上げっぱなしっていうの? 座ってればちょっとはマシだけど。 景時さんのツムジを見られる人なんて、滅多にいないよv でもね〜、抱っこしてもらうのも好きなんだ〜。 言わないけど。 言ったらずぅ〜っと抱っこされそうだから。 最近の景時さんには、“ほどほど”という加減が無い。 「何が好き?」って聞かれたから。 「ぎゅってするの好きですよ?」って言ったら。 一日中“ぎゅっ”てされた・・・・・・ あの日は一日何も出来なかった・・・・・・ 好きなものいっぱいあるけど。 特定のコレ!っていうのは言わないようにしてるんだ。 だって・・・キスが好きなんて言ったら! こ、怖すぎる!ところ構わず一日中だよぅ。 恥かしいよぅ、それは。 言葉を選ばないと危険、危険!!! |
Copyright © 2005- 〜Heavenly Blue〜 氷輪 All rights reserved.
≪景時×神子に30のお題≫の続編風で
あとがき:望美、学習するの巻(笑) (2005.3.25サイト掲載)