透けし包み  ≪望美side≫





 景時さんたら!
 パパをすっごく意識してるなぁ。
 パパなんて狸さんで意地悪なんだから、いいの、いいの!
 確かに頼りになるけどさ。
 パパは、どこか・・・こう・・・・・・第三者的に見てるよね。
 景時さんは、隣にいてくれると思うの。
 だからね、いいのにな。
 気にしなくて。

 たくさん言葉にしようねって約束したんだけど。
 景時さんたら・・・・・・。
 確かにないのよ、京には。
 つまり・・・そのぅ・・・ベビードールみたいなのは。
 ものすっごく気に入ったみたいで。
 ベビードールを!
 男の人って、どうして好きかな〜。
 透けて見える系。

 そりゃあ、好きなものとかちゃんと知りたいし。
 言ってくださいねって言ったけど。

 ベビードールなわけ?!

 何でも可愛いって言ってくれたけどさ。
 でも、アレがいいんでしょ〜?
 景時さんの・・・えっち!

 ぎゅ〜ってしてくれたのは嬉しいけど。
 ううん。
 ぎゅっは大好き!
 どうしようかな〜。
 パパもママにあんな事言うくらいだし。
 そうなんだよね〜。
 きっと、そうなんだ。
 私がオコサマ過ぎなんだよ、たぶん。
 だからあんな下着・・・・・・。

 紐、チャレンジしよう。
 景時さん、喜ぶかなぁ。
 あ・・・・・・。
 このつまめるお肉を何とかしなきゃだわ。
 腹筋しよ〜っと。
 





Copyright © 2005- 〜Heavenly Blue〜 氷輪  All rights reserved.


≪景時×神子に30のお題≫の続編風の続編風→現代へ

 あとがき:感覚の違い。話せば話すほど謎が深まる事もあり(苦笑)     (2005.8.20サイト掲載)




夢小説メニューページへもどる