嘘つき 景時さんの嘘つき! 政子様が和議は嘘だと言った。 景時さんは、攻める準備をしていた。 そんなのダメだよ! みんなが辛いよ。 それに、このままだと負ける。 景時さんが居なくなっちゃう。 誰かの運命を変えることになろうとも。 景時さんを守るって決めた。 自分自身にも嘘をついてる景時さん。 止めてみせる。 なんだか、そう思った。 嘘はね。 ひとつ嘘をつくと、止まらなくなるんだよ? 景時さんの嘘を、ほんとうにすればいい。 嘘を逆転させる。 そんなシンプルな発想。 景時さんは、自分を駄目だという。 駄目っていうのは、人の心を傷つける人のこと。 陰陽道も半端って言う。 まだ修行が途中なだけ。 悔しくないっていうのも嘘。 頑張ってるのを知られたくなくて、格好つけてるだけ。 そんなのいらないの。 景時さんは、本当に格好いいのに。 自分に嘘ついてる。 その嘘はね、もう私が見抜いてるから。 バレちゃうんだ。 でも、みんなに景時さんが格好いいって知られちゃう! きゃ〜、ライバル続出?! いいもん。 がんばるもん。そんなの、後で考えるもん。 |
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≪景時×神子に30のお題≫からお題拝借。お題元はコチラからどうぞ。
あとがき:出来る事を増やしたいという考え方の方がいいな。出来ないコトに落ち込んでる暇アルならね! (2005.2サイト掲載)