花火





 景時さんがね。
 面白いもの見せてくれるって。
 みんなを浜に誘いに来た。
 なんだろう?って思った。
 でも、聞かなかったんだ。
 わかっちゃったら、つまんないでしょ?
 すっごい笑顔で期待しててねって。
 どうしよ〜!すっごい可愛いって。
 また思っちゃった。
 
 わかってたもん。
 私ひとりを誘ってくれたんじゃないことくらい。
 景時さんが誘ってくれた。
 それだけで、すっごいワクワクした。
 はぁ〜。
 馬鹿なワタシ。

 見せたいものって花火だった。
 すごい綺麗。
 花火大会とか、あまり行かなかったし。
 浴衣着ても、もみくちゃにされて、
 ぐったりな思い出しかないもん。
 
 でも、今夜は貸切!
 次から次へと。
 夜空に花が咲いた。
 
 景時さんは、陰陽術の応用っていってたけど。
 花火って・・・・・・
 何の役に立つんだろう?
 ほんとうは、何を作りたかったのかな〜〜〜。

 いつもよりたくさん話せて楽しかったv
 いい一日だったな。





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≪景時×神子に30のお題≫からお題拝借。お題元はコチラからどうぞ。

 あとがき:二人きりで花火ならいいのにね〜と思いまして。     (2005.2サイト掲載)




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