いつも通りが一番  ≪望美side≫





 ずぅーっと思っていたお願いを景時さんにしてみた。
 お昼寝から起きた景時さんv
 可愛い〜vvvちょっぴり寝癖だ!


 今ならお願いきいてくれる?


って呼んで下さいね?」
 景時さんが固まった。

 
 そんなに難しい?
 駄目かなぁ?
 将臣くんなんて、ずぅーっと呼び捨てだったよ?
 九郎さんなんて、会ってすぐに呼び捨てだったし。

 じゃあ、じゃあ!
 私も『殿』って呼ばなきゃ駄目ですよねって聞いたら。
 それは嫌だって言って、景時さんが真っ赤になった。

 むむぅ。
 自分だけずるーい。
 練習と称して、何回も名前を呼んでもらった。
 
 だんだんあんまり無理を言ったら悪い気がした。
 だって、景時さんすっごく口をパクパクさせてて。
 いかにも『いっぱい、いっぱいですっ』って感じなんだもん。
 もういいですって言ったけど・・・気にしてるみたい。

 ごめんね?
 いつも通りが一番だったよね。
 
 明日は何をしよう?
 旅行最後の日だよ?
 ふらふらしながら帰るのも楽しいかもね!

 いつも通り、手を繋いで。
 いつも通り、おしゃべりして。
 いつも通り、仲良くしましょうねv

 いつも通りに・・・・・・
 景時さんが笑って抱きしめてくれた。
 うん。いつも通りが一番嬉しいv





Copyright © 2005- 〜Heavenly Blue〜 氷輪  All rights reserved.


≪景時×神子に30のお題≫の続編風で

 あとがき:いつも通りが幸せなのですよ。特別は、たまぁ〜にだからいいのですv     (2004.4.12サイト掲載)




夢小説メニューページへもどる