title きっかけと設定について     page No. 000

 きっかけ
  バトンがきっかけで短いセリフを考えました。
  それがなかなか面白そうだと思ったことから、残す方向へ。
  もう少し設定を細かく考えて、書き散らそうという野望を
  抱いてみました。

 設定
  単純に日本の高校と同じ。
  海外のスクールの制度は知らないので、三年制です。
  以下、キャラクターの設定他、バトン回答時の文を
  そのままコピーしてあります。
  と誰が結ばれるかは、不明です。ベルナール寄り?
  ・ベルナール・・・下記設定に新聞部部長も追加
  ・レイン・・・生徒会役員だけれど、特別待遇。



 『妄想スクール』バトン

  まずは・・・設定を大切にしている氷輪。
  なにはなくとも妄想には大前提が必要です。
  ネオアンは西洋風でございまが、細かいスクール
  制度は知らないので。
  がっつり日本の高校に設定!

  ベル兄さん・・・三年生。生徒会書記。記者志望だもんね。
  ニクス・・・三年生。生徒会長。うん。似合う。
  ジェイド・・・二年生。副会長。お菓子クラブの部長も兼務。
  ヒュウガ・・・二年生。風紀委員。生徒会直轄組織につき、お仲間。
  レイン・・・一年生。学校創立以来の天才だけど、すこし不良。
  ルネ・・・一年の転校生。人見知りが激しいけど、生徒会役員に在籍。
  ・・・一年生。

ここまで決めたらレッツゴー!


‐登校
●学校門についたら誰かが話しかけてきたよ。振り向くと・・・
  「。今日は遅れずに来られたみたいだな」
  「おはようございます!ヒュウガさん。昨日は、少しだけ夜更し
  しちゃったからで」
  「そう慌てずとも、アレぐらいならば普通だ。チャイムの音と
  同時だっただろう?」
  「でも・・・・・・」
  「それをいったら、レインなど毎日来ない」
  「そうなんですよね。また先生に叱られちゃうのに・・・・・・」

  朝は校門で遅刻者と校則違反者の取り締まりをしているの。
  毎朝、びしーっと立っているヒュウガ先輩って、偉いなぁって思う。


‐授業中
●後ろから手紙が回ってきた。差出人は・・・
  「黒板の字が読めないよね。何だろうね、あの先生は」
   ルネったら。先生に失礼よ。
   そりゃあ・・・ちょっとは・・・読みにくいかな〜って思うけど。
  「後でノートを貸してあげる。二人分なら、全部読めると思うわ」
   ルネと私のノートを合わせれば、なんとか解読できるわよね。
   次のテストは頑張らなきゃだもの。ノートは大切よ!


‐お昼休み
●一息つくと、頬に冷たい缶が!誰がくれたのかな・・・
  「お弁当、食べすぎたかも〜」
   中庭でコロリと転がって、空を見上げていたら眠くなっちゃった。

  「うひゃんっ!なっ・・・・・・」
  「おや、おや。いけませんよ、マドモアゼル。もう少し周囲に警戒し
  ないと。ね?」
  「ありがとうございます。これ・・・・・・」
  「ええ。先ほどストレートティーを買ったつもりでしたが、ミルクティー
  だったと気づいて。ご迷惑でなければ、どうぞ」
  「迷惑だなんて・・・ミルクティー大好きです!」
  「ええ。そう記憶していました。探していたらこちらでお休みのようで
  したので。少し悪戯がすぎましたね」

  こんなところで転がっていた方が悪いのよね。
  この中庭の木の下は、特等席なんだもの。
  つい、つい、食後にうとうとしちゃう。いつもここにいるの、見られて
  いたのかしら?
  恥ずかしい!レディーらしくないもの。これから気をつけなきゃ。


‐午後の授業
●眠たいけどがんばるぞ!でもお隣さんはぐっすり・・・
  「レインったら・・・遅れてきたのに、寝ているなんて」
   こっそり起こしてあげようと肩を揺するのに、ちっとも起きてくれなくて。
   いつも寝ているのに、成績はいつも一番。
   大学で博士って呼ばれているくらいなの。
  「・・・・・・終わったら・・・起こせ・・・・・・」
   授業が終わったらって意味かしら。
   どうして学校へ来るのかわからないけれど。
   ここでお昼寝するのが好きみたい。チャイムが鳴ったら起こして
   あげよう!


‐部活
●重い荷物を持ってくれたよ。声を掛けてくれたのは・・・
  「うひゃんっ!」
  「おおっと!危なかったね?今度からは俺を呼んでもらえると
   嬉しいな。そうすれば、一緒に歩けるだろう?」
  「せっ・・・ジェイド先輩!今日は・・・お仕事いいんですか?」
  「もちろん。実習の日に俺が休むわけないだろう?今日はケーキを
   焼くんだから」
  「はっ、はい!楽しみで、一昨日は考えすぎて眠れなくって」
  「あはは。大丈夫。ケーキは逃げないよ?頑張ろうね」

  いつも優しいジェイド先輩。お菓子作りは、計量・時間が大切なん
  だって。
  キッチンタイマーより正確にオーブンの時間を覚えていてスゴイの。
  今日は美味しいザッハトルテを作ってみせるわっ!


‐帰り道
●遅くなったから、送ってくれるって!送り届けてくれたのは・・・
  「どうしたの?誰か・・・待ってるの?僕だと嬉しいんだけど」
  「ベルナール兄さん!あっ・・・ベルナール先輩・・・・・・」
  「やだなぁ。いいよ、兄さんで。こんなに遅くまで、どうしたんだい?」
  「あのぅ・・・クラブでケーキを焼いたの。それで・・・・・・」
   大きな箱に気づいてくれたみたい。
  「それじゃ・・・家でお茶会はどうかな?もちろん、には紅茶を
  用意するよ。
  僕はコーヒーだけどね!それは僕が持とう」
  「はい」

  兄さんといるのが一番安心。何でも気づいてくれるの。
  本当はドキドキなんだけど、ドキドキの理由は知ってる。
  まだ・・・このままの関係がいいの。だから、言わないまま。

  「どうしたの?
  「何でもないです。コーヒーの淹れ方、教えて下さい」
  「も飲もうとか?ミルクと砂糖がいるね?」
  「いいのっ!そのうち・・・無しでも飲めるようになるもん」



  贔屓がもろに出ている分量ではございます。
  妄想スクール、これにて終了!




 2006.11.23
初出しは、2006.10.08のブログでしたv