オレだけにして?





 ちゅっ───





「なっ、なっ、な〜〜〜〜〜!!!!!」
 昼間の梶原邸にいるはずのない人物、景時。
 の手のひらに乗るチョビを指差したまま固まる姿は哀れですらある。

「あ、景時さん!今日はお仕事終わりですか?それとも、お出かけ?」
 に悪気は無い。
 景時の仕事はいわば雑用的な内容が多い。
 それこそ九郎の文使いまでと仕事の範囲はあってないようなものだ。
 西国の見回りをして来いといわれれば出かけることもあるし、逆に、早く帰れる日もあるにはある。
 景時が普段と違う時間に帰宅するのは、とにかくそんな時しかない。
 


「・・・景時さん?」
 落ちないように軽く掴んでいた手を緩めると、チョビが空へ飛び立ちそのまま景時の頭に乗る。
 モモはの肩にいるままだ。



「チョビぃ〜〜〜!!!」
 意識を取り戻した景時がチョビの首の付け根を摘まむ。
ちゃんに・・・ちゃんにっ!!!」
 まるでわかっていないチョビは小首を傾げ、その瞳をくるくると動かしている。
 新しい遊びと勘違いしているかもしれない。
 何かが起こるのだろうと景時の目の前で大人しく摘ままれたままで待っていた。
 式神にあたっても仕方ないと景時はそのままチョビを自分の肩へと乗せ、階で靴を脱いでから簀子へ
上がった。



ちゃん。その・・・いつもしてるの?」
 景時が目撃したのは、がチョビへキスしている現場だ。


 今度はが首を傾げた。
「何をですか?いつも?」
 モモもに倣って、の肩で同じ方向へ首を傾げる。
 なんとも微笑ましいが、笑っている余裕が無い景時。
 溜息を吐くと俯き加減で指を忙しく動かしながらも、上目遣いでを見つめる。

「そのぅ・・・チョビ・・・に。あの・・・・・・さ。え〜っとぉ・・・・・・」
 そのものズバリ言えばいいものを、言葉を濁すから益々に景時の意図は伝わらない。

「チョビ?いつもお使いしてくれてエライんですよ〜。今日もね、お願いしていたお花が咲いたか
見てきてくれたんですよ」
「花?」
 聞き返す景時に大きく頷いて返す
「そう。花!桜の花!景時さんとね、夜桜になっちゃってもいいから見に行きたかったの!もしかして、
今日のお仕事終わりなら今から行けちゃう?」
 景時に抱きつく
 先程の衝撃的な現場を目撃した事を忘れ、頬が緩む景時。
「そうなんだよね〜、今日はね、オシマイ。久しぶりに休めってさ」
 景時もの背に手を回す。
 ふと肩にいたハズのチョビとモモが欄干に居るのが目に入る。

「・・・・・・その前に。あのさ・・・その・・・さっきね?」
 今度こそに問わねばならない。
 けれど、上手く言葉が出てこないのだ。
 選ぼうとすればするほど聞きたい事から遠ざかる。

「お花見デートしましょう?イイコトしましょ〜?」
 にとってのイイコトは景時と過ごす時間だ。
「デートかぁ・・・久しぶりに出かけよっか!」
 もちろん景時にとってのイイコトもと二人きりの時間。
 デートの誘いに否は無い。
「やった〜!」
 が小さく跳ねた。

 出かけていないわけではないが、二人きりでは無い事が多いのだ。
 時には朔がいたり、白龍がいたりと、なかなか本当に二人きりというのは難しい。
 買い物などの用事が無い、二人だけのただの外出は久しぶりである。

「あの・・・すこぅしだけ待っててもらってもイイ?あのね、お出かけ用の着物に着替えたいの」
 両手を合わせて景時にお願いポーズをする
「そう?じゃあ・・・オレも!お出かけ用にしようかな?」
 ここは合わせるべきだろうと、景時も普段の服ではないものにしようと思い立つ。
 


 が着替えるのは、桜色の着物だと知っている。
 ほぼ毎日帰宅していても、景時がいない時のの様子が気になって仕方ない。
 つい朔に尋ねしまう日々。
 
 『兄上とでえとの時に着るのって、せっせと薄紅の布で着物を縫っていますわ』

(う〜ん。完成品はオレが初めて見るんだよなぁ?)
 どんな小さなことでもの一番になりたいのだ。
 景時が居ない間の梶原邸での出来事も、洩らさず知りたい。



「ほんとに?景時さんのもあるの!あのね、鶯色っぽい春色ミドリの布で縫ったの!」
 景時も着替えてくれるとなれば、縫った甲斐もある。
 実は、二人で新しい着物で歩きたかった

「ええっ?!オレのもあるの?」
 思わず、わざとらしいくらい大袈裟に驚いてしまった景時。
 景時の分まであるとは予想外だった為、その背が反るほどの姿勢で驚きを表した。

 
(朔ってば。肝心な部分は言わなかったわけね)
 妹に出し抜かれた感が無きにしも非ずだが、嬉しさは変わらない。


「嬉しいな〜。デートに新しい着物!それと、何か篭を持っていかなきゃですよ!」
 手を繋ぎながら部屋へ向かう景時と
 ここまで、二人を邪魔する人物は誰も現れない。


「篭?秋じゃないからなぁ。木の実とかは無いよね?木の芽とか?」
 何か拾いたいのだろうという事だけしかわからない。
「木の実じゃなくて桜の花弁ですよ!たくさん拾ったら、本物の花弁で温泉出来るでしょ?」
 の頬が染まった。
 景時にも意味がわかり、途端に表情が三倍増しで明るくなる。
「イイね〜、温泉!温泉したね!アレかぁ。今晩温泉しちゃう?」
 間接的ではあるが、からの誘いなのだ。
 昔は鼻血で大変だったが、今では景時から積極的にを誘っている。
 ただし、約束は守らなければならないので、殆んどお預け状態の日々。

「温泉だけですよ?温泉でね、つるつる〜って。そうだ!チョビとモモも一緒に・・・・・・」
「だ、だめーーーーーーーっ!!!」
 が最後まで言い切る前に、景時が全否定する。
 のする事にそうそう反対をしない景時の拒否に驚いたの肩が震えた。



「か・・・げときさん?温泉・・・嫌でした?」
 から温泉を言い出すのははしたなかったかと、声が震えている。
「違うっ!ごめんっ。違うから!」
 景時が立ちすくむをきつく抱きしめ、その肩へ顔を埋めた。


 景時の様子がただ事ではないのに気づいたが、そろりと景時の背に手を回す。
 宥める様に軽くあやすと、ようやく景時が口を開いた。


「・・・・・・オレだけにして」


 突然の言葉にの思考がついていかない。
 わからない時は尋ねるしかない。
「何を・・・ですか?」
 あやす手を止めずに続きを促す。


「・・・チョビにキスしてた。それに・・・お風呂も別がイイ」
 子供の様に独占欲丸出しの景時。


「・・・なぁ〜んだ。チョビにヤキモチさんだったんですね?じゃ、先に言わなきゃ」
 の軽い返事に景時の顔が上がる。
「チョビの前にモモちゃんともしちゃいました。だってね?小さいモノって、可愛くてスリスリ
したくなりませんか?景時さんとの・・・そのぅ・・・キスとは違うよ?頬だし」
 子犬にでも子猫にでもしたくなるのと同じだと告げたつもりが、景時が拗ねてしまった。

「やだ」
「・・・・・・」
 どう言い直せば違いが伝わるのかと、天井を眺めながら考える
 その時、チョビとモモが現れて景時の頭部を叩いて床へと降り立った。

「イテッ!・・・・・・何だよ〜、嫌なものは嫌なんだよ〜だ!」
 二匹に向かって、真面目に文句を言っている景時が可笑しいが笑えない
 そんな景時との前で、チョビとモモが何やら身振り手振りを始めた。



 しばらく眺めていると、どうやらモモが演じているのはらしい。
 着物を縫っているところへチョビがやって来ると、モモ演じるがチョビ演じる景時の様子を
眺めつつ、手を叩いて喜んでいる。
 最後にチョビの頬へ軽くキスするところまで、詳細に状況を演じきる二匹。
 しかも、その場面が変わるのだ。次は台所での出来事。続いて庭で、水汲み場で。
 そしてまた着物を縫うところへ戻る。ここ数日のの様子をすべて再現されていた。


「やっ・・・ちょっ・・・待った!その先はダメ〜〜〜!!!」
 が慌ててモモを捕まえる。
 これ以上演技をされては、景時に知られたくない場面になってしまうのだ。


 察するに、はいつも景時の様子をチョビに尋ねていたらしい。
 チョビの驚きの演技の反り具合など、景時にそっくりだ。
 景時の様子を知れたという喜びがキスに繋がっている事が理解できた景時。
 しかも、まだ何かあるというオイシイ秘密をチョビとモモに提供してもらった。
 これを追及しない手は無い。
 
 を背後から抱き寄せると、モモを放させる。
「はい、は〜い!続き・・・見せてくれるかな?」
「きゃああああああ!!!!!!!」
 の叫びを無視して、二匹は任せろといわんばかりに五割増し熱が篭った演技を見せる。
 それは、着物が仕上がった日の出来事らしい。


 モモが床に並べているのは景時との着物らしい。
 そして、その片方の袖を重ねて手を繋いでいるようにして眺めているのだ。
 そこへチョビがやって来る。
 どうやら忙しくておやつには戻れないと告げたところ。
 モモの項垂れぶりが、そうとうがガッカリしている様子を伝える。


(あ・・・・・・三日前だ・・・・・・)
 景時がおやつの時間に戻れなかったのは、最近では三日前だけだ。


 続いてがチョビとモモに用事を言いつけたらしい。
 どこかへ行って戻ってきた二匹が全身で表現しているのは、花の咲き具合。
 最後にモモが着物を抱える。そこにいない人物にキスをする仕種で終わった。


「え〜っと・・・・・・」
「景時さんの意地悪っ。ダメって言ったのに」
 真っ赤になって景時に抗議する
 しかし、見てしまったものは見なかった時には戻れない。

「・・・そんなに楽しみにしてくれてたの?その・・・新しい着物でオレとお花見・・・・・・」
 着物を縫っている事、花見に行きたい事、景時は何も言われていなかった。
 けれど、毎日は家の仕事をしながら景時を想い、二人で過ごしたかったのだと知らされる。

「だ、だって。景時さんはお仕事してるんだもん。そんなの私の我侭だから・・・・・・」
 景時がの額へキスをした。
「何でも言って?オレ、頑張っちゃうから。それにさ、言ってくれた方が予定も立てやすいしさ。
桜はすぐに散っちゃうから、時が逃げちゃうものは特に言ってもらわないとオレももったいない
ことしたな〜って後悔しちゃいそうだからね」
「・・・いいの?」
「いいの、いいの!そういうものだよ」
 軽い口調で片目を閉じれば、が笑い出す。
「じゃ、時々言っちゃいますよ?」
「任せといて〜!」
 を抱え上げる。

「それと!オレも今度からモモにちゃんが何をしているか見せてもらいたいな〜とかね」
「・・・あっ」
 チョビには景時に内緒で教えてもらっていたのだ。
 思わぬ所でバレてましったの様々な秘密。

「景時さんの意地悪っ。そんなの・・・いつも通りなんだから変わらないよ」
「え〜〜〜。だったらいいでしょ?いつも通りを知りたいし、ちゃんもオレが九郎に叱られて
るのとか、見てたんだよね?」
 チョビの項垂れ演技は、どう考えても景時が手配を忘れて怒鳴られていた時の事だ。
「そっ、それはぁ・・・そのぅ・・・偶然知っちゃったっていうか・・・・・・」
 景時の事なら何でも知りたいし気になるとしては、言い訳のしようがない。

「思うに、叱られた日の夕餉はオレの好きなモノばかり並んでいたような?」
 五日前の夕餉に、なぜか景時の膳には好きなおかずばかりが並んでいた。
「そっ・・・そうでしたっけ?」
 の恍け方は、いかにも無理がある。
「うん、そう。オレね、嬉しくって覚えてる。叱られた事なんて、今チョビがしたから思い出した
ほど嬉しかったから」
 がせっせと景時の髪を拭いたり、肩を叩いたりとじゃれてきた日でもある。
「・・・もぉ!バレバレになっちゃったじゃないのぉ!チョビぃ〜、モモぉぉぉぉぉ!!!」
 追いかけられる前に素早く二匹は姿を消した。

「まあ、まあ!着替えて出かけよう。まだまだ時間もあるし。花弁、拾うんでしょ?」
「そうだぁ。お花見デートしなきゃ」
 たたんでしまってあった景時の着物を取り出す
「ありがとう。オレ、ぱぱっとひとりで着替えちゃうから大丈夫だよ」
「えっと・・・そうですね。その方が早くお出かけ出来ますもんね」
 いつもは手伝う景時の着替え。今日ばかりは時間が惜しい。
「私も向こうで着替えてきますから」
「うん。オレの方が早いだろうから、篭も用意して待ってるね」
 几帳の向こうにいるに話しかける。
 別の部屋ではなく、同じ部屋という安心感。
「あ。はい!お願いします。それと、さっきの・・・・・・」

「ん。ごめ〜〜んね。知らなくてさ・・・みっともないくらいヤキモチ妬いちゃった」
 既に着替え終えた景時。
 謝る時機を探していたのだ。

「私こそごめんなさい。景時さんがね、離れている時に何してるか知りたかったの。疑ってとかじゃ
なくて、そのぅ・・・・・・」
 几帳越しの声が、益々小さく聞える。

「うん。わかってるから大丈夫。実はオレもだから。オレもね、朔にいつも聞いてた。今日はちゃん
何してた〜って。だから同じ」
 景時とて同じ行動をしていたのだ。を怒る理由など無い。

「・・・そうだったんですか。同じですね!」
 ようやくの声に張りが戻る。
「そ。同じ。ず〜っと一緒にいたいんだけど、それは難しいしね。だから、デートはたくさんしないとね。
篭、取りに行ってくるからね」
「はい!」
 部屋の外の欄干では、チョビとモモがやれやれといわんばかりに前足を軽く上げてから下げる。
 そこへ、今回の任務を命令した主が現れている事には景時もも気づいていない。



「まったく。も最近はすっかり兄上を気遣いすぎて、出かけたいのに我慢してるし。困ったものね?」
 軽くチョビとモモの頭を撫でる朔。
「そうですね・・・でも出かけるのを我慢では無いですね。景時とでないと意味がないのでしょうから」
 静かに庭から現れた人物が今回の作戦の実行者、弁慶。
 九郎に知られる事無く、上手く景時を家へ帰したのだ。
「もっと我侭を言えばいいのに・・・こちらへ残ってくれたのだから、毎日楽しく過ごしてもらいたい」
「おやおや、朔殿らしくない。想う時間も楽しいものですよ?」
 恐らく景時とが出かけるのだろう。ふわりとチョビとモモが飛び立ち消えた。
 もちろん二人について行く為だ。
「・・・そう・・・ですわね。今回はお世話になりました」
「いいえ?いつかのお花見よりは簡単でしたよ。御室の桜は綺麗ですしね。じゃ、僕はこれで」
「ありがとうございました」
 立ち去る弁慶の後姿を見送る朔。

 朔が弁慶へ話を持ちかけたのだ。
 せっかく着物を縫っているのに、出かけたいと一言も言わない親友に焦れての行動である。
 珍しく景時も察しが悪く、せっかく朔がが着物を縫っている事を告げても二人がデートをするという
方向へまとまらなかったのだ。

「さ。弁慶殿に頼まれた差し入れのおやつがまだだったわ」
 今頃譲が台所で頑張っているだろう。
 京都守護邸へのおやつの差し入れは、景時の休みの交換条件だ。
 朔がお礼の品をいいだすより早く弁慶に指定されてしまったので、朝から準備をしていた。
「弁慶殿も・・・面白いわ」

 『大丈夫ですよ。もしも九郎が煩い時の為に、おやつを差し入れしてもらえると嬉しいな。食べ物で口を
塞ぐというのは、一番手っ取り早いでしょう?』

 口を塞げるおやつをわざわざ作っている朔も朔だったりする。
 譲に相談したところ、ドーナツが最適との事で最後の油で揚げるのだけは譲がしている。
 油で揚げるという調理法自体に馴染みがない朔には無理だからだ。

「桜・・・もうそんなに経つのね・・・・・・」
 庭先のすっかり花弁が散り始めている桜を少しだけ眺めて台所へ戻った。





「二人で想い出の場所に来られてよかった!」
 一番大きな桜の木の下で、肩を寄せ合って座る景時と
 傍らにはちゃっかりチョビとモモも居たりする。
「うわ〜〜〜、カッコワルイ・・・・・・」
 思い出すだけで赤面するほどに決まらなかった景時の告白の場所である。
「そんな事ないですっ!好きって言ってもらえて嬉しかったもん。桜が証人ですよ?」
 二人が座る場所から、以前景時がに告白した桜が見える。
 花が散り始めているが、まだまだ満開だ。
「・・・あっちの木じゃなくてよかったの?」
「うん。下だと眺められないから。あの場所だったな〜って・・・見たかったんです」
「そっか。・・・・・・ちゃん、好きだよ」
 ぽつりと告げられた言葉に、が反応する。
「私は・・・大好きです」
「あ・・・またオレってばカッコ悪い・・・・・・」
 に大をつけて好きと言われてしまったのだ。
 想いを伝える言葉は、あとひとつしか残されていない。
 しかし、景時には言えないのだ。過去、一度しか言った記憶は無い言葉。

(・・・愛してるは・・・オレに無理があるんだよなぁ・・・・・・)
 ならばと別の言葉を考える。

ちゃん!あの・・・え〜っとね・・・・・・」
 の耳元に手を添えて、こそりと勇気を出して告げてみた。


 『ちゃん、大好きっ!・・・ずっと一緒にいようね』


 さりげなく耳へキスをすれば、すっと紅色になる。
「えへへ。お家に帰ったら、温泉しましょうね」
「御意〜〜〜。ほら、篭を置いてるだけでも花弁が入ってるしね!」
 少し肌寒いが、二人で寄り添っていれば温かい。
 想い出の桜を心ゆくまで眺めていた。



 景時とを一番見守っているのはチョビとモモかもしれない。
 後日、朔の前でしっかり演技をして二人の様子を伝えられているのは更なる秘密である。
 景時の機嫌も良くなり、仲良く温泉もどきを二人と二匹で楽しんだ春の一日。
 告白の地で再び誓いを立てた。


 
 ずっと一緒に。ずっと共に───







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景時くんに告白してもらいたいシリーズ!とか?(笑)遅くなりましたが、心の中では10万打記念作品ですv     (2006.04.14サイト掲載)




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